テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
リビングの空気は重く、怜央菜とその友人たちに囲まれた俺は、ひざまずきながらも体を縮め、息を整えようとする。だが、友人たちの手が肩や腕にかかり、身動きはほとんど取れない。怜央菜はすらりと立ち、冷たい笑みを浮かべたまま指を鳴らす。
「さあ、もっと見せて。恥ずかしい姿、全部ね」
一人の友人が背後から腕を回し、肩を押さえて体を起こす。別の友人が膝で俺の腰を押し、体をぐっと固定する。俺の手足は拘束され、逃げ場はない。
「……や、やめ……」
小さく声を漏らす俺に、怜央菜は首を傾げながら近づき、耳元で囁く。
「声を出すのよ。痛い? 恥ずかしい? それ全部、私たちに晒すの」
友人の一人が膝裏を押して俺を屈めさせ、別の手は頭を軽く押さえ込む。背中や肩にかかる圧迫は増す一方で、俺の呼吸は浅く、心臓は激しく跳ねる。
「なんで……俺ばっか……」
声が震える。だが怜央菜は笑いを漏らし、さらに踏み込む。
「だって、あんたは自分が全部悪いって思ってるでしょ? そのまま見せて、どれだけ自分を責めてるか」
友人たちは輪になり、手や膝で体を押さえ、背中や肩を突く。怜央菜は俺の胸元に手を当て、息が詰まる感覚を強める。口を開けば、笑いながら否定される。
「ねえ、声が小さいよ。もっと聞かせて、絶望を」
俺は必死に目を逸らすが、視界に入るのは笑みを浮かべた怜央菜と楽しそうな友人たちの顔。心理的屈辱は増すばかりだ。
「……ごめん……俺……悪い……」
震える声。だが、怜央菜は耳元でさらに囁く。
「いいわ、そのまま自己嫌悪に沈め。逃げられないのはあんたのせい」
友人の一人が膝を押しつけ、座る姿勢すら自由にならない。別の友人は俺の手首を掴み、腕をねじりながら羞恥の言葉を投げかける。
「ほら、もっと見せろよ、泣き顔も震えも全部」
怜央菜はスマートフォンを取り出し、俺の必死な姿を映す。
「後で楽しませてもらうわ。ほら、もっと必死になって」
俺は心の奥で自分を責める声を大きくする。どうして、何で俺ばっかり……。体が縮こまり、息が苦しくなる。手足は拘束され、自由はなく、笑い声だけが支配する世界に響き渡る。
「……いやだ……もう……耐えられない……」
小さく呟くが、怜央菜は顔を近づけ、微笑みながら冷たく囁く。
「いいのよ、その恐怖も絶望も全部感じて。全て晒して、私たちがどれだけあなたを支配できるか」
その瞬間、俺の世界は自己嫌悪と羞恥、身体的圧迫の渦に飲み込まれた。声も出せず、涙は頬を伝う。友人たちの冷笑と拍手が重なり、俺は完全に無力化した。
身体的拘束、心理的圧迫、羞恥の晒し――全てが同時に襲い、俺はただ耐え続けるしかなかった。けれど心の奥底では、少しでも抵抗したい気持ちがわずかに残る。逃げられないことを知りながら、自己嫌悪に沈み込みつつ、必死に踏みとどまるしかなかった。