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高校二年生・仮名:Mさん
人に何か言われて、 「それはちょっと嫌だな」って思った瞬間、 なぜか次に出てくるのが
「こんなことで嫌だと思う自分がおかしいのかな」
って気持ちです。
相手は悪気なさそうだし、 冗談っぽく言ってるだけかもしれないし、 場の空気を壊すほどのことじゃない。
そう思って、結局なにも言えません。
でも後から、 あの時ちゃんと嫌だったな、って気づいて、 自分の中だけがモヤモヤします。
「嫌だと思うこと自体」が、 間違いみたいに感じてしまいます。
遥
「……それさ、最初に自分を疑っちゃう癖ついてる」
蓮司
「“嫌だ”より先に、“自分が悪いかも”が来るやつだな」
日下部
「……感情が出る前に、検閲が入る感じ」
遥
「Mさん、たぶんさ。
昔から“我慢できる子”だったろ」
蓮司
「嫌でも笑っとけば丸く収まる、って学んできた」
日下部
「……だから“嫌だ”が危険信号みたいになる」
遥
「でもな。
嫌だって思うの、判断じゃなくて反射だぞ」
蓮司
「善悪とか、正しい間違ってるの前に出てくるもの」
日下部
「……痛いって感じるのと同じ」
遥
「それを“考えすぎ”で消そうとすると、
自分の感覚だけ残らなくなる」
蓮司
「相手を守る前に、自分の感情を否定してる状態だ」
日下部
「……モヤモヤが消えないのは、そのせい」
遥
「言い返せなくてもいい。
その場で止められなくてもいい」
蓮司
「まず“嫌だった”って、自分の中で認めていい」
日下部
「……感情に許可を出すだけでいい」
遥
「“こんなことで”とか付けなくていい。
嫌なもんは嫌」
蓮司
「それを感じられるのは、心がちゃんと生きてる証拠」
日下部
「……鈍くなってないってこと」
遥
「Mさんが悪いんじゃない。
ずっと先回りしてきただけだ」
蓮司
「自分を責める癖は、あとから手放せる」
日下部
「……まずは“嫌だと思った自分”を、敵にしないで」
🗝 三人からのことば
遥
「嫌だって思った瞬間は、もう十分理由になってる」
蓮司
「感情はワガママじゃない。反応だ」
日下部
「自分の感覚を信じる練習は、静かに始めていい」