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📩 相談
高校三年生・仮名:Hさん
特に失敗したわけでもないのに、夜になると、「自分は駄目だな」「もっと頑張らないと」と思う日があります。
昼間は普通です。
学校に行って、友達と話して、それなりに過ごしています。
でも夜になると、急に気持ちが沈みます。
理由があるわけでもないので、自分でもよく分かりません。
何もないのに落ち込む自分がおかしいのかなと思ってしまいます。
日下部
「おかしくはない」
蓮司
「そこは即答なんだ」
日下部
「相談文を読む限り、珍しい話ではない」
遥
「理由ないのに沈むって、一番困るんだよな」
蓮司
「理由があれば、そこをどうにかすればいいからな」
遥
「そう。何もないのに気分だけ落ちると、自分の性格の問題みたいに思えてくる」
日下部
「そこは短絡的だ」
遥
「そうなんだけど、夜って変に考えないか」
蓮司
「昼間より静かだからな。やることも減るし、頭の空いた場所に、色々入ってくる」
日下部
「人間は暇になると考える。考え始めると、不安も出てくる」
遥
「しかも夜の不安って、朝になると少し薄れてたりする」
蓮司
「夜限定の大問題ってある」
日下部
「翌日には小問題になっていることも多い」
遥
「なんなんだろうな、あれ」
蓮司
「昼間は外を見てる。夜は自分を見る。その違いかもしれない」
日下部
「加えて、疲労もある。一日の終わりだ。体力も集中力も減っている」
遥
「弱ってる時に考えるから、余計悪い方に行くのか」
日下部
「可能性はある」
蓮司
「Hさんって、昼の自分より、夜の自分を信じすぎてるのかもしれない」
遥
「どういうことだ」
蓮司
「夜に思ったことが本音だって決めてしまうとか。夜の評価を最終結果にするとか」
遥
「あるかも」
日下部
「しかし、夜の感情も昼の感情も、一時的なものだ。どちらかだけが真実というわけではない」
遥
「なんか安心するな」
蓮司
「『今日は夜だからな』くらいで流せる日もある」
日下部
「深夜の自分に人生の結論を出させないことだ」
遥
「それは名言っぽい」
蓮司
「珍しくいいこと言ったな」
日下部
「珍しくは余計だ」
🗝 三人からのことば
遥
「理由がなくても沈む日があるのは、不自然なことじゃないと思う」
蓮司
「夜の気分が、そのまま全部の答えとは限らない」
日下部
「疲れている時の評価を、人生の結論にする必要はない」
コメント
1件
うわあ、この話、すごく沁みます……。昼間は平気なのに夜になると急に自分を責めたくなる、その感覚、すごくわかります。「夜の自分を信じすぎてる」って蓮司くんの言葉、刺さりました。日下部さんの「深夜の自分に人生の結論を出させない」も、そっと背中を押してもらったみたいで温かい。何も悪くないのにそう感じる自分を「おかしくない」って言ってもらえるだけで、ちょっと楽になれそうです。ラストの三人の言葉、そっと保存したくなる優しさでした。ありがとうございます。