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「ん…ここは…どこだ」
目を覚ますと知らない部屋でベッドに横たわっていた
俺の名前は黒岩 竜一。普通の高校2年生だ。
「おれはたしか…」
記憶を思い返してみる。
昨日は学校から家に帰ってきて、そのまま疲れてベットで寝たはずだが…
周りを見渡すと、窓はなく6畳ほどの小さい部屋に自分が寝ているベット、そして少し空いているドアがある。
体が少しだるいが、起き上がりドアの隙間から覗いてみるが人の気配はなさそうなのでゆっくりドアを開けてみる。
「すみませーん。だれかいますかー?」
ドアの先には長い廊下と左右に2部屋ずつあり、奥に赤色をした扉がある。
左右の扉をそれぞれ開けてみるが、鍵がかかっていて開けられない。
突き当たりの赤い扉を開けると少し冷たい風が吹いた。
その途端、閉まっていたはずの左の奥の部屋から
「ガチャリ」
鍵が開いた音がした。
すると扉が開き、中から異形な姿をした怪物が現れた
黒く長い髪に鋭い3つの目、大きな口に背中には翼が生え、2m以上ある巨大な怪物。
明らかに異形だ。
右手には人のようなものを持って食べている。
それをみておもわず吐きそうになる。
「うっ」
そのモンスターは俺に気づいたのか少し笑みを浮かべ、こちらへ襲いかかってきた。
「グギグギガガガ」
僕はびっくりして腰が抜けそうになるがそのまま赤い扉を出た。
「うわぁ」
目の前が真っ暗になった。何が起きたのか理解できない。
気が遠くなっていく。
「ん…ここは…俺の部屋か。」
目を覚ますと自分の部屋のベットの上だ。
「なんだ夢だったのか」
あまりにもリアルな夢で少し恐怖心が生まれた