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#虐待
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#一次創作
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📩 相談
高校二年・Aさん
友達に、よくいじられます。
別に、毎回嫌なわけじゃありません。
普通に笑える時もあります。
でも、たまに言われたことが本当に嫌で。
その時も笑ってしまいます。
帰ってから、「やっぱり嫌だったな」って思うんですけど、すぐに、「でも、あのくらいで嫌がる自分がおかしいのかな」って考えます。
友達は悪気がないと思います。
だから、私が気にしすぎなのかなって。
「嫌だった」って思うこと自体が、わがままみたいに感じます。
遥「『嫌だった』って思ったあとに、自分で取り消すんだ」
A「はい」
蓮司「友達に『嫌だった?』って聞かれたら?」
A「……たぶん、『別に』って言います」
日下部「本当は?」
A「……嫌でした」
遥「じゃあ、それでいいんじゃない?」
A「でも、相手は悪気ないです」
遥「悪気がないことと、嫌じゃないことは別だよ」
A「……」
蓮司「相手の意図と、自分がどう感じたかを一緒にしなくていい」
A「でも、傷つけようとして言ったわけじゃないのに、『嫌だった』って言ったら、相手を責めることになりませんか?」
蓮司「ならない」
A「……」
蓮司「『あなたが悪い』と『私は嫌だった』は別の話だから」
日下部「例えば、相手が冗談のつもりだったとしても」
A「はい」
日下部「聞いた側が嫌だったことまで、冗談にはならない」
A「……」
遥「でも、これ難しいよな」
A「?」
遥「『嫌だった』って認めたら、その次に『じゃあ、どうしてほしい?』まで答えなきゃいけない気がする」
A「あ……」
遥「だから、嫌だったこと自体をなかったことにする」
A「……そうです」
蓮司「そこまで決めなくていいのに」
A「え?」
蓮司「嫌だった。以上」
A「……それだけ?」
蓮司「それだけ」
A「でも、じゃあどうするのって聞かれたら」
蓮司「その時考えればいい」
日下部「気持ちを認めることと、すぐ行動を決めることは別だ」
A「……」
遥「あとさ」
A「はい」
遥「『こんなことで嫌がる自分がおかしい』って、誰に言われたの?」
A「……誰にも」
遥「じゃあ、自分で言ってるんだ」
A「……」
蓮司「本人不在の裁判やってる」
A「裁判?」
蓮司「『この程度で嫌がるのは妥当か』って」
A「……確かに」
蓮司「しかも判決出すの、自分」
遥「で、だいたい自分が負ける」
A「……」
日下部「自分の感じ方に、毎回許可を取らなくていい」
A「……それ、難しいです」
遥「最初から『嫌だった』を正しいことにしなくていいよ」
A「え?」
遥「『嫌だったと思った』ってところで止める」
A「……」
遥「正しいか間違ってるかは、あとでいい」
A「……それなら」
日下部「うん」
A「言えるかもしれません」
蓮司「じゃあ今日は、それで十分」
A「……はい」
🗝 三人からのことば
遥
「嫌だったって感じたことまで、正しいか間違ってるか審査しなくていい」
蓮司
「相手に悪気がなかったことと、自分が嫌だったことは両立する」
日下部
「気持ちを認めることと、どう行動するかを決めることは別」
コメント
1件
え、これ、めっちゃわかる……自分も昔同じようなこと考えたことある。・゚・(ノД`)・゚・。 「嫌だった」って思った瞬間に「でも相手は悪気ないし…」って自分で打ち消すの、心当たりありすぎて泣ける。蓮司くんの「本人不在の裁判やってる」は名言すぎるし、「嫌だった。以上」で一旦止めていいんだって言われて、なんかすごく楽になった気がする😭💕 三人それぞれの視点が優しくて、読んでるこっちまで「そうだよな…」ってじんわりきた。ruruhaさんの優しい言葉選びが光る回だったよ、ありがとうございます🌸