「和穂~帰るわよ!」
「ちょっと待っててください!」
ブーツ履いた彩夏が
ねぇ足浮腫んだ…また買わないと、
それって肥った事だわ!
「優月…」
コツコツ…
ハァ歩くの?…
別荘に来てた私達
車で煙草をふかしてた中田水穂、
帰国子女した彼女
「まったくあなた達何の授業してるのよ」
桜橋優月、
木ノ原彩夏
私は山本和穂、
「水穂ごめんね」
法学部卒業した私達
水穂と私は幼なじみだった。
間違えられてた和穂と水穂
水穂は彫りの深い外国人みたいな顔をしてた。
私は綺麗じゃなく、チャーミングな顔だった。お姉さんみたいな水穂
和穂あなた明日隙なの?…
「暇だよ予定ないから」
皆OLしながら国家試験勉強中だった
水穂はモデルでも料理教室のオーナーになってた。4人共26歳になってた。
「ねぇ水穂上がったら」
「良いよ帰るわよ」
ありがとう水穂さん~
「またあなた達和穂の部屋に寄るの?」
「未だまだ勉強したいからね」
「そっかじゃねおやすみ~!」
「「「おやすみ~」」」
月明かりがやけに明るい…
明良に早く会いたい…
遠くから遠吠えが聴こえてた…
車をバックにして
マンションの裏戸から入った
エレベーターが下がってきた…
ん?空だった押してないよ…
コツコツ
七階に向かった私、
部屋のキィーと車のキィーを下げて歩いた。
ヒタヒタ…
振り返った私
ヒールサンダルを脱いだ。歩き、
私のサンダルの音か…
カードをあてた。
明良さんいるの?…
カーテンが揺れた。
おかしい事しないでよ!
カーテンを引いた。
「バレたか笑っお疲れさん水穂」
「ひどいな笑っ」
いきなりキスされた。
「見る月明かりがやけに綺麗だよな」
「本当に綺麗ね…」
「水穂が綺麗だよ」
赤くなった。
彼が私をお姫様抱っこをしてベッドまで運んでくれた。
パサッ
「もうまだ駄目…」
「水穂の匂い嗅ぎたい…」
「変態~笑っ」
「そういえば和穂さんお前と対照的な顔だろ…東洋人みたいな可愛くて肌が綺麗だよな」
会ってみたい。写真だけだもんな
明日会えるわよ。
そうか。
「内緒だよ」
ディープキスされた。
カズ…ホ…
んん…
「何か変な声聞こえなかった?…」
三上明良と知り合ったのは帰国中飛行機の中で会ったトラベルケースを間違い。
慌ててサービスセンターに報せ、
無事に私の下着の中に通帳等が入っただからだ
彼も煙草を吸った。
カーテンを閉じた。
2枚目も閉めてくれた彼、
「水穂シャワー浴びる?」
「笑っそうね」
裸でシャワーに入った。