📩 相談
中学三年生・仮名:Rさん
最近、家で泣くと「はいはい、また?」とか「面倒くさいからやめてよ」と言われます。
本当に悲しい時でも、涙を見せると怒られるので、泣くこと自体が怖くなりました。
泣きたいのに泣けなくて、胸がずっと苦しいです。
“涙を我慢できない自分が悪いのかな”って思ってしまいます。
遥
「……それ、Rさんが悪いんじゃなくてさ。
“泣く”って反応がちゃんと出てる時点で、生きてる証拠だろ。
それを“面倒”って切り捨てられるの、普通にしんどいよ」
「涙ってさ、勝手に出るもんじゃん。
止められるなら誰も苦労しねぇよ。
泣いてる時に否定されるのって、“気持ちごと潰される”みたいで痛ぇだろ?」
蓮司
「泣くのを“悪いこと”みたいに扱われるとさ、
そのうち感情の出し方が分からなくなるんだよね」
「Rさんの涙って、“助けを呼ぶ反応”でもあるんだよ。
それを受け止めてもらえなかったのはRさんのせいじゃない。
ただ、周りの大人が“感情に向き合えなかっただけ”。
子どもの感情に向き合うのって、意外と大人の方が苦手だからさ」
日下部
「……泣きたいのに泣けない、って一番つらいよな。
涙って“自分を守るための反応”でもあるのに」
「“面倒くさい”って言われたら、
そりゃ感情を閉じるしかなくなる。
でもそれは、Rさんが弱いからじゃない。
ただ、周りが“受け止める器”を持てなかっただけだよ」
「泣くって、逃げでも甘えでもない。
ただ“大事な気持ちを処理しようとしてる動作”なんだ」
遥
「Rさん、泣いていい。
てか、人にバレたくないなら、一人の時にだっていい。
涙を否定されたからって、“感じること”までなくさなくていい」
蓮司
「泣いてもいいし、泣けない日があってもいい。
涙を止めるのは、心を守るために仕方なくやってる反応だから。
自分を責める必要なんてないよ」
日下部
「……涙を怖がるほど傷ついてるんだと思う。
まずは、“泣けない自分”を責めないとこからでいい」
🗝 三人からのことば
遥:「涙は悪くねぇよ。否定された痛みは、Rさんのせいじゃない」
蓮司:「泣けない日があるのは、感情を守ってるから。弱さじゃない」
日下部:「泣くことを怖がるほど頑張ってきたんだよ。その心を責めないで」
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