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ruruha
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#一次創作
ruruha
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📩相談
高校一年生・仮名:Kさん
誰かに「ありがとう」と言われると、うれしいより先に「大したことしてないのに」 と思ってしまいます。
感謝されるようなことじゃない気がして、「いや、全然」とごまかしてしまいます。
素直に受け取れません。
どうして私は、「ありがとう」がこんなに苦手なのでしょうか。
遥
「これ、褒められるのが苦手っていうのとは少し違う気がする」
蓮司
「『そんな大げさな』って思うんだろ」
遥
「そう。『ありがとう』より先に、『申し訳ない』が出てくる」
日下部
「相談文を見る限り、Kさんは感謝を『評価』として受け取っているようだ」
遥
「評価?」
日下部
「『そんな立派なことはしていない』と考えてしまう。だから受け取れない」
蓮司
「でも、感謝って点数じゃないぞ。相手が助かったから言ってるだけだろ」
遥
「……そう言われると、そうか」
蓮司
「Kさんが百点のことをしたかどうかなんて、相手は考えてない。『助かった』だから『ありがとう』それだけ」
遥
「でもさ。何も返してない気がして、悪いなって思う時ある」
蓮司
「何か返さなきゃって?」
遥
「うん」
日下部
「Kさんは、感謝される側より、感謝する側でいる方が安心するのかもしれない」
遥
「確かに。『ありがとう』って言う方が気が楽って人もいるよな」
蓮司
「だったら、相手も今は同じなんじゃないか。Kさんに助けられたから、『ありがとう』って言いたかった。それを受け取ってもらえなかったら、少し寂しいかもしれない」
遥
「……そうか。受け取ることも相手のためになるんだ」
日下部
「感謝は贈り物に近い。受け取ることで完結する言葉でもある」
遥
「Kさん。『ありがとう』と言われたら、無理に言い返さなくてもいい。『どういたしまして』や『役に立ててよかった』だけでも、十分なんだと思う」
🗝 三人からのことば
遥
「感謝されることを、申し訳ないと思わなくていい」
蓮司
「『ありがとう』は通知みたいなもんだよ。『助かった』っていう報告」
日下部
「相手の感謝を受け取ることも、人との関わりの一つである」
コメント
1件
うわあ、このエピソード沁みました……。 「ありがとうが申し訳なくなる」って感覚、すごくわかるんです。特に日下部さんの「感謝を評価として受け取っている」って分析が鋭くて、ハッとしました。蓮司の「通知みたいなもの」という一言も軽くて心地いいですね。 感謝は贈り物で、受け取ることで完結する——そう考えれば、素直に「どういたしまして」って言えるのかもしれない。三人の言葉が優しく段階を踏んで心に届いてくる構成、大好きです。ruruhaさん、今回も温かい話をありがとうございます。