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15 - 果汁を求めし俺を辿りて【予告物語】

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8

2025年01月12日

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この世の人間共は頭が悪い。

人間如きが吸血鬼の俺に勝てるわけないのに、

向かってくる。

案の定、人間は俺に負ける。

こいつらは何がしたいんだか。

たまに子供も来る。

死に際に

「僕の母親を殺した理由は何なんだよ!!」

って叫ぶ奴がいた。

俺は知らねぇよ。

俺はお前の母親なんて殺してないし、

他の吸血鬼がやったことは知らねぇ。

それに俺は人殺しをしない趣味だ。


俺は普通の吸血鬼と違って、

少しグルメだった。

というか、

生まれつきそういう体質だったんだ。

普通の吸血鬼は赤黒く、濃い血を好む。

だけど俺は甘い血が好みだった。

甘い血を持つ人間なんて早々に居ない。

だから俺はザクロか無花果の果汁でも生きていける。

それは俺と人間との契約に、

ザクロと無花果を用いるからだ。

今日も俺はザクロを片手に齧る。



今日は人間界に降りた。

普通、吸血鬼は人間界に降りれない。

なぜかって?

そりゃあ吸血鬼の先祖がやらかして人間界に吸血鬼が行くと死んでしまうっていう呪いがかかってるからだ。

だが、今日は紅夜の日。

紅夜の日は空が真っ赤に染まり、

人間界に吸血鬼が沢山降り立つ日だ。

だけど、人間界なんてあんまり楽しくない。

俺たち吸血鬼にあった人間は、

逃げるか戦うかのどちらかだった。

話しかけてくるなどそんな奴はいない。

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