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高校二年生・仮名：Mさん
まわりの友達って、部活に勉強にバイトに……ってすごく充実してるように見えます。
それに比べて私は、家でのんびりしてる時間が多くて。
「自分って怠けてるのかな」って不安になります。
でも正直、忙しすぎるのもしんどそうで……。
自分のペースでいいのかどうか、わからなくなるんです。
遥
「……それ、オレも思ってた。“動いてない＝サボり”みたいに感じてた時期あった」
「けど実際、休んでる時間があるから動けるんだよな」
蓮司
「人によって“ちょうどいい速度”って違うんだよ。
フル回転で動くのが得意な子もいれば、ゆっくり整えて力を出す子もいる」
日下部
「……“怠けてる”って感じるのは、比べてるからだと思う。
ほんとは、“自分に合うリズム”を持ってるだけ」
遥
「周りと同じ速さで走らなくてもいい。
“走ってる道”が違うんだから」
蓮司
「それに、“のんびりできる”って強みだよ。
焦りすぎないからこそ、見える景色もある」
日下部
「大切なのは、“自分が心地よくいられるテンポ”を知ること。
それを守れるのは、ほかでもない自分自身だから」
🗝 三人からのことば
遥：
「のんびりは“弱さ”じゃなくて“バランス”。
自分のペースで進むのは全然アリだと思う」
蓮司：
「比べる必要はない。大事なのは“自分に合った速さ”を見つけて大事にすること」
日下部：
「周りが速くても、Mさんの歩幅はMさんだけのもの。
それを守る勇気を忘れないで」
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