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蓮司「なあ、“体育あるある”ってさ、絶対あると思うんだよ。シャトルランのカウント、怪しい先生いなかった?」


日下部「ああ……途中で飛ばすやつな。『31、32、35!』みたいな」


蓮司「そうそれ! あれでめっちゃ損した気になるんだよな」


遥「……俺は、そもそも数に入れられてなかった」


蓮司「おまえの地獄モード早すぎない!?」


日下部「まあ、でも……先生が呼ばないこと、実際あったな」


蓮司「マジで? ひでぇな」


遥「“透明人間あるある”。……俺は透明の方が、まだ楽かもしれない」


蓮司「……いや、その言い方でしれっと切なさ出すのやめろ!」


日下部「けど、それって逆に俺らからしたら“遥あるある”だな」


遥「……なんだそれ」


蓮司「よし、次は給食あるある! パンのジャム塗りすぎてベチョベチョになるやつ」


日下部「牛乳一気飲みしてむせるやつ」


遥「机の下でパン隠すやつ」


蓮司「え、なんで隠すの?」


遥「食べられないと“甘えてる”って言われるから。隠して、あとで潰して捨てる」


日下部「……」


蓮司「おまえのあるある、ほんと反則級に重いんだよな」


遥「……悪い」


日下部「謝るな。むしろ本物の“あるある”だ」


蓮司「そうそう。俺らが笑って、遥が突っ込む。これも“雑談部屋あるある”じゃん」


無名の灯 余白、三人分。

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