健
まじムカつく!
健
なんなんだよあの猫
健
ほんとうるせー!
和樹
落ち着けよ
和樹
お前、すぐ手が出るんだから
和樹
学校で問題になったら今度はお前、退学になるかもしれないぞ
健
わかってるよ!
健
でもあの猫おかしいだろ!
健
耳がおかしくなりそうだよ!
健
こっちは真面目にバイト始めたっつーのにニャーニャー馬鹿にされてるみてーで
和樹
わかるけど
和樹
猫相手でも手は出すなよ
健
はいはい
和樹
ほんとに分かってんのか?
健
わかってる
健
和樹もわざわざ俺のために悪いな
和樹
いいんだよ
和樹
いつでも頼れ
次の日
健
あの猫
健
バイト先まで現れたぞ!
健
猫が鳴くせいで全く集中できねー
健
危うく店の皿割るとこだった
和樹
割らなかったんだからよかったじゃんか
和樹
あと手が出なくて
健
よくねーよ
健
このままだとほんとに猫
健
殴っちまいそうだし
和樹
やめろ
和樹
お前、退学したいのか?
健
和樹
いやだろ?
和樹
俺だってお前のいない学校に行くのは嫌なんだ
和樹
だから絶対問題は起こすな
和樹
そうすれば時期にクラスのみんなや先生たちからのイメージも変わるさ
健
あぁ
和樹
あと、お母さんも大切にしろ
和樹
暴力な父親からお前を守るために一生懸命働いて家を出てくれたんじゃないか
和樹
今だってお前の学費を払うために無理をしてる。
和樹
お前だってありがたいと思ってるんだろ?
健
思ってるよ
健
でもほんとに俺や母さんのイメージが変わったりなんてことがあるのか?
和樹
大丈夫だ
和樹
きっと。
健
お前の大丈夫はほんとに大丈夫な気がしてくるな。
健
いつも悪い
和樹
気にするな
次の日
和樹
健…
和樹
お前どこいっちまったんだよ
和樹
猫蹴ったぐらいで行方くらます必要なんかねーよ!
和樹
俺が助ける
和樹
だから早く戻ってこい!






