俊は車のエンジンをつけたままシヒーターをONにして後部座席のシートを温め始めた。
「え? ここで?」
「うん。今まで車でした経験は?」
「ないわ…えっ? 大丈夫なの?」
「この辺りは人も車も通らないから大丈夫だよ」
俊はそう答えると立ち上がって後部座席へ移った。
そしてトランクに積んであったブランケットをシートの上に広げる。
「おいで」
俊が右手を差し出したので雪子はその手を取りドキドキしながら後部座席へ移った。その瞬間俊が腕を引き寄せたのですっぽりと俊の腕の中に包まれてしまう。
すぐに俊が熱いキスを浴びせたので車内には チュッチュッ という艶めかしい音が響き渡る。
車でのセックスは初体験だった雪子にとって今しようとしている行為はかなり冒険だった。
緊張のあまり心臓がバクバクと音を立てている。初めて踏み入れる世界に雪子の興奮は最大限に達していた。
俊は雪子のセーターの下へ手を入れるとブラジャーのホックを外した。そしてまるで手品のようにブラジャーだけを引き抜く。それからすぐに雪子の柔らかな乳房を弄んだ。先端の硬くなった蕾を集中的に攻める。すると途端に雪子から喘ぎ声が漏れ始めた。
「あぁっ……ぁあんっっ」
雪子は色白の艶めかしい肢体をくねらせながら悶えている。その色っぽさに耐えきれなくなった俊はセーターをたくし上げると雪子の乳首を直に口に含んだ。
クチュクチュ レロレロッ
まさか車の中でこんな事をされるとは思っていなかった雪子は、今自分がされている行為を頭に思い描く。
もうそれだけで雪子の中からは蜜がどんどん溢れていた。
身体の奥が疼き感度はより高まる。ギュッと瞑っていた目を少し開けると雪子の乳首を舐め回している俊が見えた。
もうそれだけで雪子はたまらない気持ちになる。
一方俊も今までに感じた事のない興奮に襲われていた。
車の中で自由に雪子を弄ぶという行為はこれまでの行為よりも一層大きな興奮を俊にもたらした。
密室の中に響く雪子の喘ぎ声はとても色っぽくそそられる。そして硬くツンと尖った雪子の乳首はすぐにでも俊が欲しいと言っているようだ。そしてそれに応えるように俊はいつもよりもいきり立っていた。
お互いにもう限界が来ていた。雪子は俊を欲し俊は雪子の熱い秘部を求めている。
「もう…だめ…….はやく….」
雪子が可愛らしい声でおねだりをする。俊はその声にたまらないといった表情を浮かべてから雪子をシートへ押し倒した。
俊は雪子のスカートを捲り上げると荒々しくタイツと下着を片足から引き抜いた。
そして自分のベルトを外しファスナーを下ろすといきり立った俊自身を雪子へこすりつけた。
俊が触れた瞬間雪子がうっとりとして深いため息を漏らす。俊は雪子がもう既にビショビショに濡れているのがわかった。そこで雪子に聞く。
「雪子はどうしてこんなにビショビショなの?」
雪子は目を閉じたままうっとりとした表情で答える。
「なん…か…今日は…すごく感じちゃうっ…….」
「雪子は車の中でするのが好きなんだね」
俊はそう囁くと自分を雪子に擦り付ける。すると雪子から何とも言えない色っぽい声が漏れる。
俊は上下に擦り付けていたモノをそのままスルッと雪子の中に埋めた。
「あぁーーー」
雪子が喘ぐ。俊は小刻みに腰を振り始めた。
「ハッ ハッ ハアッ」
「あんっ あんっ あんっ」
俊の腰と二人の声がリズムを刻む。それに合わせて雪子の胸もプルプルと揺れた。
二人の肌がぶつかり合うパンパンという音が響きそのリズムと共に車も揺れる。
誰かに見られるかもしれないというスリルは二人をあっという間に絶頂へ導いた。
そして二人は同時に果てた。
二人の身体の相性は最高だった。俊の熟練したテクニックのせいもあるが雪子は今まで感じた事がないほどの強い快感を得ていた。そして俊も今までとは全く違う満足度の高い感度を得ていた。
俊は雪子との付き合いでセックスには身体だけではなく深い心の繋がりが必須なのだという事を知った。
二人の息が落ち着いて来ると俊は雪子から身体を離してシートへ座り直す。そして雪子を抱き起こすと向かい合うような形で俊の上に跨らせる。
俊は既に回復していた。そこへゆっくりと雪子を沈めていく。
いきなり2度目の行為が始まってしまい雪子は戸惑ったがすぐに切ない表情を浮かべて喘ぎ出した。
「フーッ、なんてあたたかくて気持ちがいいんだ」
俊は感慨深げに呟くと雪子の両の胸を揉みしだきながら下から激しく突いた。
すると途端に雪子の声が大きくなる。
「あんっ あんっ あぁんっっ」
俊はさらに速度を速め小刻みにピストンを続けた。するとまたしてもあっという間に二人同時に頂上へ上り始める。
俊の上で悶える雪子はとても美しかった。
俊は激しい快感に襲われつつ優しい表情で雪子を見つめる。そして次の瞬間二人はまたしても絶頂を迎えた。
二人同時にイク瞬間俊が叫んだ。
「雪子愛してるっ」
「私も……よ……」
そして二人の意識は再び遠のいた。
雪子は荒い呼吸をしながら俊の首に腕を回してぐったりとしてもたれかかっている。
雪子の裸のツンと尖った乳首が服の上から俊の胸板を刺激する。
俊は雪子の事が愛おしくてて仕方がないといった様子で雪子の火照った身体をギュッと抱き締めた。
夜空に浮かんだ月の光はいつまでも抱き合う二人の身体ををそっと照らし続けた。
コメント
3件
静かな夜....🌠 想いが溢れ 車のなかで情熱的に愛し合う二人と、💏♥️ そんな二人を見守るように 空の上から優しく照らす月....🌔✨
↓うんうん、らびぽろさんの意見に同感です👍 熟年の純愛でお互いに好きがダダ漏れしてて、我慢できなくなったら…そうなりますよね✨✨ 遮るものは何もないんだから、時間も関係ないくらいに思う存分愛し愛されて欲しい💕💖 月光🌙だけが2人を照らす 愛の時間👩❤️💋👩
お互いに対してのすべてが満たされてるからこそのこの情事⁺⊹˚.⋆ この年代だからこそのこの熱い息遣い⁺⊹˚.⋆ 素敵ですᵕ୨♡︎୧ᵕ