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📩 質問
「みんな、どんなタイプの人を好きになりますか?」
蓮司
「顔面。……って言いたいけど、正直“笑いのタイミングが合うかどうか”がデカいかも」
「同じ瞬間に吹き出せたら、もう8割好感度MAX」
遥
「うーん……オレは……なんか、ちゃんと話聞いてくれる人。
それだけで、すげぇ落ち着く……っていうか、安心する」
日下部
「……オレも、似てるかも。
すぐ答え返ってこなくても……でも、ちゃんと“聴いててくれる”人……」
蓮司
「ふーん……“話を聴いてくれる人”ねぇ」
(遥と日下部を見比べるように、わざとらしく目を細める)
遥
「なんだよ、その目」
日下部
「べ、別に……なんでもない」
(やや早口で、視線を落とす)
蓮司
「ふーん(にやにや)」
「じゃ、逆に“こういうのはちょっと苦手”ってある?」
遥
「無理して背伸びしてくる人……かな。
自然でいてくれた方が、オレは……落ち着ける」
日下部
「オレは……“全部読んでくる人”はちょっと、こわい。
何考えてるか、少しわからないくらいが、逆に安心する」
蓮司
「え、それ遥くんの話?」
遥
「なにそれ、急に振ってくんな」
(眉を寄せて、照れたようにそっぽを向く)
日下部
「っ……」
(飲みかけの水を少しこぼし、軽くむせる)
蓮司
「……今の反応、100点」
「いやぁ、青春ってやつだなあ。こりゃ見守り甲斐あるわ」
日下部
「……おまえ、ほんとそういうとこ……!」
遥
「まぁ、恋っていうか……
誰かを“ちゃんと好きになる”って、結構勇気いることだし」
蓮司
「うん。“好き”って、時々めんどいし、でもそれでも見ちゃうし、
……だから厄介で、面白いんだよなぁ」