テラーノベル
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※楽しくなってきたから続ける。読者置いてけぼり?汗
📩 質問
「三人の中で、誰が一番モテそう?」
蓮司
「え、そりゃもう、断然オレでしょ」
「顔よし、頭まわる、ちょっと闇あり、でも軽くは流せる。……完璧じゃん」
遥
「……自己紹介って、そんな強気でやるんだっけ」
「でも、まぁ……蓮司って“告白され慣れてそう”な空気はあるよな。なんかずるい」
日下部
「う……うん。蓮司は、なんか……隙があるっていうか、
“ちょっとくらいなら傷つけられてもいい”って顔してるとこ、ある……」
蓮司
「いや、褒めてる?それ? でもありがとう」
「じゃあ、日下部くんは? モテたい願望とかあるわけ?」
日下部
「な、ない……ていうか、モテるって……怖い。
誰かひとりと、ちゃんと向き合う方が、オレは……」
蓮司
(ちらっと遥を見る)
「ふーん……“誰かひとり”ね。へぇぇ」
遥
「おま、そういう誘導やめろって」
蓮司
「いやいや。で、遥くんはどうなんです? モテそう?」
遥
「モテるとか、わかんねぇし、考えたことない。
……ていうか、そもそも“誰かがオレを好きになる”って、想像できない」
日下部
「……それ、想像してもいいと思う。
遥……やさしいし、ちゃんと見てくれるし……」
(少しの間)
蓮司
「はいはい、いい空気になってるとこ悪いけど、
次の質問いきまーす」
📩 質問
「もし告白されたら、どう返しますか?」
蓮司
「“えー、オレのどこが?”って聞く。
だって、理由が気になるじゃん。冷やかしじゃないかも確かめたいし」
遥
「え、オレは……
……たぶん、すぐには返せない。
考える。自分がちゃんと“応えられるか”って」
日下部
「……オレも、そう。
軽く“ありがとう”って言って終わるんじゃなくて……
その人に向き合えるかどうか、ちゃんと見てから」
蓮司
「うわ、なんかふたりとも真面目だなぁ」
「でも、そういうとこが刺さるんだろうねぇ。特に、遥くんとか」
遥
「やめろって……ほんとに」
日下部
(目線をそらしながら、小さく笑う)
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