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高校二年生・仮名:Wさん
嫌われたくなくて、自分を出せません。
本当は思ってることがあっても、「こう言ったらどう思われるかな」とか「変に思われたくないな」と考えてしまって、 結局、相手に合わせたことばかり言ってしまいます。
その場はうまくいくこともあるけど、あとから「自分何してるんだろう」って虚しくなることがあります。
でも自分を出して嫌われるのも怖いです。
どうしたらいいですか。
遥
「それ、“嫌われないこと最優先で自分消してる状態”だな。だから後で空っぽになる」
蓮司
「その場は丸く収まるけど、自分だけ残らないやつ」
日下部
「Wさんは“受容されるために自己を抑制する” 行動を取っている。その結果、内的な不一致が生じている」
遥
「でもさ、“嫌われない=好かれる”じゃないからな」
蓮司
「ただ波立ってないだけで、別に距離縮まってるわけじゃないし」
日下部
「衝突の回避は、関係の深化を保証しない」
遥
「ずっと合わせてると、“誰でもいい人”になる」
蓮司
「で、関係も浅いまま」
日下部
「自己表出が少ない関係は、持続しても密度は低い」
遥
「じゃあどうするかっていうと、“全部出す”じゃなくて“少し出す”」
蓮司
「いきなり100出すとしんどいしな」
日下部
「段階的な自己開示が有効だ」
遥
「“ちょっと違うかも”とか“自分はこう思う”を一部だけ出す」
蓮司
「それだけでも、ちゃんと“自分”になるし」
日下部
「部分的な表出でも、関係の質は変化する」
遥
「あとさ、“嫌われるかも”ってやつ」
蓮司
「それゼロにはできないからな」
日下部
「すべての他者に受容されることは、不可能である」
遥
「だから“嫌われないようにする”じゃなくて、“多少はズレてもいい”に変えろ」
蓮司
「その方が楽だし、合うやつ残るしな」
日下部
「適度な不一致は、関係選別の役割も持つ」
遥
「あと、“虚しくなる”って言ってたよな」
蓮司
「それ、自分の意見使ってないからだな」
日下部
「自己不在の状態は、満足感を生みにくい」
遥
「だから少しでもいいから、自分混ぜろ」
蓮司
「ゼロか100じゃなくていい」
日下部
「小さな自己表出の積み重ねが、安定した関係を作る」
遥
「嫌われるの怖くて全部消すな。少しは残せ」
🗝 三人からのことば
遥
「嫌われない代わりに、自分消すな」
蓮司
「少しでいいから出せ」
日下部
「不一致を許容せよ」
#読み切り