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📩 相談
高校二年生・仮名:Sさん
「大丈夫?」って聞かれると、
反射みたいに「大丈夫」って答えてしまいます。
本当はしんどいのに、
何がつらいのか自分でも分からなくて。
説明しようとすると、
言葉が全部薄くなります。
泣くほどでもない。
怒るほどでもない。
でも、元気でもない。
「大丈夫」って言ったあとに、
なぜか一番疲れます。
これって、
自分が弱いだけなんでしょうか。
遥
「……その“大丈夫”、もう防御になってる。
本音を隠すための言葉だな」
蓮司
「“大丈夫”って、便利すぎるんだよ。
相手を安心させて、話を終わらせられる。
でも、その分
自分が置いていかれる」
日下部
「……本音が分からないんじゃなくて
感じる前に、言葉で蓋をしてる感じがする」
遥
「Sさん、多分“しんどい”の基準が高すぎる。
倒れるほどじゃないから 大丈夫ってやつ」
蓮司
「でもな、不調って段階がある。
“説明できない違和感”もちゃんと不調だよ」
日下部
「……“大丈夫”を何度も使う人ほど
助けを呼ぶタイミングが分からなくなる」
遥
「弱いんじゃない。
むしろ、周りを優先しすぎて
自分の声を後回しにしてきた人だ」
蓮司
「本音って、最初は言葉にならない。
“疲れた”
“よく分からないけど重い”
それで十分」
日下部
「……“大丈夫じゃない”って言葉は
感情が整理されてから出るものじゃない。
混乱したまま出していい」
遥
「次に聞かれたらさ。
“大丈夫か分からない”って言ってみてもいい。
それ、嘘じゃないだろ」
🗝 三人からのことば
遥 「“大丈夫”が苦しい時は、もう頑張りすぎてる合図だ」
蓮司 「説明できない不調も、ちゃんと不調だ」
日下部 「本音は整ってからじゃなく、
揺れたまま出していい」