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📩 相談
高校二年生・仮名:Rさん
文化祭が苦手です。
準備期間も当日も、みんなすごく楽しそうです。
クラスが一つになる感じとか、青春っぽい雰囲気とか。
でも自分は、正直そこまで楽しいと思えません。
むしろ疲れます。
騒がしいし、ずっと人と一緒にいるし、テンションについていけません。
だから文化祭が近づくと憂うつになります。
でも周りはみんな楽しそうなので、自分だけおかしいのかなと思います。
文化祭を楽しめる人が理解できません。
遥
「分かる」
日下部
「早いな」
遥
「いや、だって。俺、文化祭好きそうに見えるか?」
蓮司
「見えないな」
遥
「だろ」
日下部
「俺はそこまで嫌いではない」
遥
「え?」
蓮司
「ちょっと意外」
日下部
「行事は嫌いではない。人間観察ができるからな」
遥
「楽しみ方が独特なんだよ」
蓮司
「でもRさんの気持ちは分かるよ。文化祭って、好きな人は本当に好きだから」
遥
「そう。嫌い側が言いづらい」
日下部
「それはある」
遥
「だってさ。クリスマス嫌いです、みたいな空気あるじゃん」
蓮司
「みんなが盛り上がってる時に、一人だけ乗れてない感じな」
遥
「そうそう」
日下部
「しかし、文化祭を楽しめないことは異常ではない」
遥
「異常だったら俺が困る」
蓮司
「自分基準やめろ」
遥
「でも本当に。文化祭ってイベントそのものより人が好きかどうかだと思う」
日下部
「どういう意味だ」
遥
「人とずっといるのが好きなやつは楽しい。そうじゃないやつは疲れる」
蓮司
「結構本質かも」
日下部
「一理ある」
蓮司
「文化祭って出し物だけじゃなくて、準備中の雑談とか、放課後残る時間とかも含めて楽しむイベントだしな」
遥
「だから、人付き合いでエネルギー減るタイプは普通に消耗する」
日下部
「向き不向きの問題だな」
遥
「なのに毎年、全員楽しい前提で進むんだよな」
蓮司
「それはちょっとある」
日下部
「学校行事は集団参加を前提としているからな」
遥
「だからRさん。文化祭楽しめない=青春できてない、ではないぞ」
蓮司
「文化祭が好きな人もいれば、終わったあとホッとする人もいる」
日下部
「どちらも正常だ」
遥
「むしろ俺は後者寄りだな」
蓮司
「聞いてない」
遥
「聞けよ」
日下部
「重要なのは楽しめるかどうかではなく、楽しめない自分を異常だと思わないことだ」
遥
「文化祭好きじゃない人間も、ちゃんと存在するからな」
🗝 三人からのことば
遥
「人混みと集団行動が苦手なら、文化祭で疲れるのは普通」
蓮司
「文化祭の楽しさは、人によって全然違う」
日下部
「行事への適性に優劣はない」
コメント
1件
うわあ、この第2話めっちゃ沁みた…😢💕 私も文化祭「好きだけど休憩も欲しい派」だから、遥くんたちみたいに「楽しめないこと=悪」じゃないって肯定してくれるの、すごく救われた気持ちになる。 特に日下部くんの「優劣はない」って言葉、ずしんと来たよ。みんなが楽しいムードの中でもがいてるRさんの気持ちを代弁してくれてるみたいで、読んでて胸が温かくなった🌸 ruruhaさん、また共感性高すぎる話ありがとう…!!次も楽しみにしてるね⋆♡