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📩 相談
高校一年生・仮名:Mさん
私はあるアーティストをずっと応援しています。
まだあまり有名じゃない頃から好きで、曲も配信もずっと追っていました。
最近、その人がすごく人気になってきました。
本来なら嬉しいはずです。
実際、嬉しいです。
でも同時に少し寂しいです。
前みたいな距離感じゃなくなった気がして。
ファンが増えることは良いことなのに、こんなことを思う自分が嫌になります。
蓮司
「これは結構正直な相談だな」
遥
「分かる人はめちゃくちゃ分かるやつ」
日下部
「俺はあまり分からない」
遥
「お前そうだろうな」
蓮司
「でも日下部のそういう役割は必要」
日下部
「役割扱いするな」
遥
「いやでもさ、推しが売れると嬉しいじゃん」
蓮司
「うん」
遥
「なのにちょっと寂しいんだよ」
日下部
「矛盾しているな」
遥
「してる」
蓮司
「でも両立するんだよね」
日下部
「なぜだ」
蓮司
「例えばさ、ずっと通ってた小さい店が急に人気店になったらどう?」
遥
「あー」
蓮司
「嬉しいじゃん」
遥
「嬉しい」
蓮司
「でも」
遥
「ちょっと寂しい」
日下部
「なるほど」
蓮司
「別に店が嫌いになったわけじゃない。むしろ好きだからこそなんだよ」
遥
「分かる。売れてほしかったんだよ。でも売れたら売れたで何か終わった感じもする」
日下部
「終わった?」
遥
「自分だけが知ってた時期」
蓮司
「近く感じていた時期かな」
日下部
「つまり、推し本人ではなく自分との関係性の変化に寂しさを感じているのか」
蓮司
「たぶんそれが近い」
遥
「昔は配信見てもコメント拾われたり、ライブも近かったり。そういうのあるじゃん」
日下部
「詳しいな」
遥
「うるさい」
蓮司
「人気が出ると推しは変わってなくても環境は変わるからね」
日下部
「だがMさん、その寂しさを持つこと自体は不自然ではない」
遥
「むしろ好きだった証拠じゃないか」
蓮司
「そう思う。どうでもいい相手なら変化しても寂しくないし」
日下部
「感情は善悪ではないからな」
遥
「それだな。たまにいるじゃん、寂しいと思う自分は心が狭いとか言う人」
蓮司
「自分を責める人ね」
日下部
「責める必要はない。問題なのは推しが売れたことを憎み始める時だ」
遥
「今日は結構鋭いな」
日下部
「感情と行動は別だ。寂しい、嬉しい、両方あっていい」
蓮司
「むしろ自然かもね」
遥
「だな。売れて嬉しい、でも少し寂しい。その両方が本音だろ」
🗝 三人からのことば
遥
「寂しいのは、ちゃんと好きだった証拠だと思う」
蓮司
「嬉しいと寂しいは、意外と同時に存在できる」
日下部
「感情に善悪はない。どう扱うかが重要だ」
コメント
1件
「推しが売れると少し寂しい」ってタイトルからもう刺さりました……。 ずっと応援してきた人が人気になって、嬉しいのに寂しい。その気持ち、すごく分かります。3人の会話で整理されていくのが心地よくて、特に日下部の「感情に善悪はない」って言葉がじんわり響きました。自分を責めなくていいんだって思えた瞬間、ちょっと救われた気持ちになりました。素敵なエピソードをありがとうございます🥀