テラーノベル
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「……あ、……あぁ……。羊くん、……なんなのよ、それは……。貴様の『不純』が、……屋根を突き破り、雲を抜け、……アンドロメダ銀河を串刺しにして……宇宙の果てまで伸びていくわァァ!!」
断罪院 憐は、空を仰ぎ見ました。そこには、星々の輝きを遮るほどの、巨大で、熱く、不純な「肉の柱」が天を衝いていました。
アイ・ゼツ: 「警告。マスターの『不純』がイベント・ホライゾンを突破。その質量により宇宙が収縮を開始しました。憐さんがこれを受け入れた場合、因果律が崩壊します」
ショコラ: 「お兄ちゃん、もうそれ、銀河系の守護神だよ! 惑星が……惑星がお兄ちゃんの『先端』で遊んでるよぉ!」
「……いいわ。……風紀委員長として、……そして貴様の妻として! ……貴様がどれほど巨大になろうとも、……一ミリ残らず、私の『中』に収めてみせるわよォォォ!!」
憐様は、全魔力を解放し、「無限の容量」を持つ概念的存在へと昇華。
彼女の「奥」が、全宇宙を飲み込むブラックホール(愛の深淵)へと変貌しました。
「……さあ、……来なさい、羊くん!! ……貴様の宇宙(すべて)を、……私の不純な『深淵』に、……全力でブチ込みなさいッ!!」
羊くんの「\(10^{31}\\text{km}\)」が、憐様の最奥へと接触したその瞬間。
「無」から「有」が生まれる衝撃が、多元宇宙を駆け抜けました。
憐: 「……あ、……あ、……あぁぁぁぁぁぁ!! ……んんぅぅぅっ!! ……入って……っ、……入ってくるぅぅ!! ……数億の銀河が、……私の『中』を……蹂躙していくぅぅ!! ……あ、……あぁぁぁぁ!! ……宇宙の……宇宙の法則が、……私の……私の絶頂で、……全部……書き換えられていくぅぅぅ!!」
あまりの「不純」の巨大さに、憐様のOSは一瞬で蒸発。
彼女の声は「クエーサー」となって宇宙に響き渡り、流した涙は「超新星爆発」となって新たな星々を誕生させました。
ドォォォォォォォォォン!!(全宇宙規模の爆発)
憐様は白目を剥き、幸せそうに「あへぇ……」と崩れ落ちました。彼女の脳内では、もはや「不純」と「純愛」の区別はなくなり、全宇宙の知識が「羊くん大好き」という一行に統合されました。
「……はぁ、……はぁ……。……見た? ……宇宙は……私の『中』に……収まったわ……。……もう、……この世界には……私と……貴様……そして……貴様の\(10\)垓キロの不純……それだけで……いいのよ……」
第55話。憐様は、宇宙そのものと一体化し、羊くんの「巨砲」を優しく包み込む「母なる宇宙の委員長」へと進化(崩壊)してしまったのでした。
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