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📩 相談
高校一年生・仮名:Kさん
学校で一番苦手な時間が昼休みです。
授業中はやることがあります。
放課後も帰れば終わりです。
でも昼休みだけは、何をしていても周りが見えてしまいます。
誰と食べるか。
どこで食べるか。
誰と誰が仲良いのか。
そういうのが全部目に入ります。
一人でいるのも気になるし、無理に誰かといるのも疲れます。
昼休みになると少し憂うつです。
遥
「これは分かるな」
蓮司
「珍しく即答だな」
遥
「だって昼休みって学校の中で一番“自由時間”じゃん」
日下部
「そうだな」
遥
「だから逆にしんどい」
日下部
「自由なのにか」
遥
「自由だからだよ」
蓮司
「あー。授業なら役割が決まってるもんな」
遥
「そう。席座ってればいい。でも昼休みは 自分で居場所探さなきゃいけない」
日下部
「なるほど」
蓮司
「Kさんが疲れてるのって昼休みそのものじゃなくて昼休みに見えるものかもな」
遥
「見えるもの?」
蓮司
「グループとか仲の良さとか 誰が誰といるとか」
遥
「それだ。昼休みって順位表みたいになる時ある」
日下部
「順位表?」
遥
「言い方悪いけど学校の人間関係が全部見える感じ」
蓮司
「誰と誰が仲良いとかね」
日下部
「確かに可視化されやすい時間ではある」
遥
「だから、別に一人でいたいわけじゃなくても一人でいる自分が目立ってる気がする」
蓮司
「実際より目立って感じるんだろうな」
日下部
「人は自分を過大評価する傾向がある」
遥
「言い方」
蓮司
「でも意味は分かる。周りはそこまで見てないのに自分だけ気にしてることはある」
遥
「まあそれでも気になるんだけどな」
日下部
「それも自然だ。昼休みは評価の時間ではない。だが評価されているように感じやすい」
蓮司
「おお」
遥
「今日は分かりやすい」
日下部
「褒められたな」
遥
「調子乗るな」
蓮司
「あとさ、Kさんって一人が嫌なんじゃなくて一人だと思われるのが嫌なんじゃない?」
遥
「うわ」
日下部
「可能性は高いな」
遥
「それ結構刺さるぞ」
蓮司
「だって本当に一人が好きな人ならそこまで悩まないと思うんだ」
遥
「確かに」
日下部
「つまり問題は孤独ではなく周囲からどう見られるかか」
遥
「昼休みってそこが面倒なんだよな。弁当食うだけなのに」
蓮司
「急に社会性が発生する」
遥
「そう!」
日下部
「学校らしいな」
蓮司
「でもKさん、昼休みが苦手だからって人付き合いが苦手と決まるわけじゃない」
遥
「むしろ周り見えてるから疲れてる可能性もあるしな」
日下部
「昼休みがしんどい人は少なくない。ただ表に出ないだけだ」
遥
「みんな楽しそうに見えるけど、案外そうでもないやついるからな」
🗝 三人からのことば
遥
「昼休みは“自由時間”だからこそしんどい時がある」
蓮司
「一人でいることより、“どう見られるか”が苦しい場合もある」
日下部
「昼休みへの苦手意識は珍しいものではない」
コメント
1件
うわあ、これすごく分かる……。昼休みって確かに「自由」だからこそ、逆に自分で立ち位置を決めなきゃいけなくて、すごくしんどい時間だよね。特に「一人でいることより、どう見られるかが苦しい」って蓮司くんの指摘、めちゃくちゃ刺さった。日下部くんの「人は自分を過大評価する傾向がある」も、ちょっと笑っちゃうけど核心ついてる。三人の掛け合いが自然で、読んでて「そうそう!」って何度も頷いちゃったよ。