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薄暗い倉庫の中、鉄の匂いと埃が鼻を突く。入口が閉まる音に、遥は思わず肩をすくめる。外の光が遠くに消え、周囲を囲む壁と影だけが現実を押し付ける。
「やっと一人になったな」
颯馬の声が低く響く。隣の数人の加害者たちも、嗤うような目でこちらを見据える。
「さあ、動け。無駄に抵抗するな」
手を掴まれ、押し込まれる。膝を折らされ、体を縮めても誰も手を貸さない。痛みと羞恥が全身に広がる。
「もっと腰使え、情けない動きすんな」
身体を揺さぶられ、背中に重みが乗る。遥は痛みに息を詰め、目に涙が浮かぶ。
「ほら、舌も使え。口だけじゃ足りねえだろ」
嗤う声に従い、口元に指を突きつけられ、わずかに動かす。羞恥と痛みが一体になり、心の奥まで押し潰される感覚。
「声出すな、でもちゃんと反応しろ」
言葉と命令が矛盾し、混乱した心をさらに追い詰める。身体を押さえつけられ、逃げようにも動けない。
加害者たちの嗤い声が響く。
「本当に小さくて弱っちいな」
「こんなに情けない顔、見せ物だ」
颯馬も見守るように影から口を開き、さらに辱める。
「まだ足りねえ、もっと見せろ。お前の弱さ、俺らの前で晒せ」
肩を押さえられ、背中に膝が入る。腰も胸も圧迫され、遥は痛みと羞恥で震えながら、指示通りに動くしかない。
心の中で何度も叫ぶ。逃げたい、やめてほしい、でも声にならない。泣きそうになるのを堪え、ただ従うしかない自分。
「お前、存在そのものが笑いものだな」
「動けない、泣けない、でも俺らを喜ばせる道具」
身体も心も、完全に支配される感覚が、倉庫の冷たい空気とともに遥を包む。
涙が頬を伝い、嗚咽をこらえる。身体は痛みで曲がり、心は折れそうになる。誰も救ってくれない。存在そのものが“踏みにじられる”感覚だけが残る。
「よし、動けなくなるまでやらせてやる」
颯馬の声が最後に響き、遥は全身で恐怖と羞恥を抱えながら、完全に無力な存在として倉庫の闇に押し込まれる。