ロマンスファンタジー
143
夏の青と鈴
1話から読む辛い、苦しい。
1人の病室、だんだん視界が狭まるのを感じ「死ぬ。」なんとなくそう悟った。
嫌だ、生きたい、生きたい生きたい、生きたい、、、行きたい、…逝きたい。
プツリとなにかが切れる。
ピーーー
あの時私はナースコールを押せなかった。
いや、押さなかったんだ。
私は死んだ。
死ぬと同時に、自分の生きていた頃の記憶には靄がかかってしまっていた。そんな中唯一覚えていたのは、とある男の"聲"だった。
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