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ノベル

ホラー・ミステリー

私だけに優しい、殺人鬼

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『お前はマトモな人間じゃない』──幼い頃から母にそう罵られ続けた神倉月。終末期の患者に寄り添う優秀な看護師として信頼されている彼女の裏の顔は、苦しむ患者に『最期』を与える連続殺人鬼だった。罪悪感がないわけではない。むしろ、罪悪感と後悔の中でのみ、彼女は自分を『倫理観や罪悪感のある、マトモな人間』だと実感することができる。月は心の中に巣食う毒母に反論するために殺人を繰り返していた。
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