毎年、夏になると日帝のもとを訪れるアメリカ。
一緒に過ごせるのは、たった一週間。
昔は敵同士だった二人だが、今では皮肉を言い合ったり、くだらないことで笑ったりする、不思議な関係になっていた。
今年もいつも通り始まった、一週間の夏。
アイスを食べたり、雨宿りをしたり、夏祭りへ行ったり――。
そんな何気ない時間の中で、アメリカは少しずつ気づいていく。
「……俺、こいつのことが好きなのかもしれない」
そして迎える、最後の日。
一週間だけの夏に、二人の関係は少しだけ変わる。
――これは、敵と呼ぶには近すぎる二人の、とある夏のお話。