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夜。リビング。
父
遥
その一言だけだった。遥は急いで片づける。言われたことを一つも間違えないように。何度も確認する。終わった。遥はリビングの前で立ち止まる。
遥
返事はない。もう一度、小さく声を出す。
遥
父
テレビの音だけが響く。しばらくして父が顔も向けずに言う。
父
遥
父
遥
父
遥
父
父
遥
父
父
遥は部屋を出る。廊下で立ち止まる。
遥
そう思おうとする。でも、「終わったら来い」 その声だけは、はっきり覚えていた。
数日後。
父
遥
遥は待つ。 夕飯が終わる。待つ。 食器を洗い終える。待つ。 夜になる。父は立ち上がる。そのまま自室へ向かう。
遥
父
遥
父は眉をひそめる。
父
遥
父
それだけだった。
遥
父
遥
父
父
遥
父
遥
それから遥は、「あとで」「今度」「大丈夫」そんな言葉を聞いても、待たなくなった。 信じて待つと、間違えたのは自分だと言われる。 期待すると、期待した自分が責められる。 だから、約束は守られるものではなく、いつでも消えるものになった。遥にとって「約束」とは、安心できる言葉ではなく、消えてもおかしくない言葉だった。
ruruha
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Lulu
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ruruha
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眠狂四郎
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コメント
1件
うわ……これ、めっちゃ刺さるわ……。 「終わったら来い」って言われて待ってたのに「聞き間違いだろ」ってスルーされるの、想像しただけで胸が痛い。遙はちゃんと覚えてるのに、「待った自分が悪い」って擦り込まれてるのエグい。 「あとで」「今度」は遙にとっては安全じゃない言葉に変わったんだな。セリフ数えるだけで父の冷酷さが伝わってくる構成、上手すぎるだろ🔥