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#読み切り
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#闇
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#一次創作
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219
放課後。空き教室。 蓮司は椅子を後ろ向きにして座っている。日下部は本を読んでいる。遥は窓際の席。いつもの光景。
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
少し間が空く。
遥
蓮司
遥
遥
蓮司
静か。遥は窓の外を見る。すぐには答えない。蓮司も待つ。
遥
遥
蓮司
遥
遥
蓮司
遥
小さく頷く。日下部が本を閉じる。
日下部
遥
日下部
遥
遥は考える。思い出そうとしている。でも。途中で諦めた。
遥
蓮司
遥
遥
遥
静か。
蓮司
遥
遥
蓮司
遥
日下部
遥
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
遥
蓮司
遥
遥は少し黙る。
遥
静か。
日下部
蓮司
遥
蓮司
遥
誰も笑わない。冗談ではないから。
遥
遥
蓮司
遥
遥の指先が少し動く。机をなぞる。
遥
遥
静か。その言葉は。あまりにも自然に出てきた。まるで当たり前の事実みたいに。
蓮司
日下部
遥
遥
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
静か。遥は窓を見る。グラウンドでは部活が続いている。誰かが笑っている。誰かが走っている。
遥
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
遥は少し考える。そして。
遥
遥
空気が止まる。蓮司も。日下部も。すぐには言葉を返さない。 遥自身も。何を言ったのか分かっているらしい。
遥
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
蓮司
遥
蓮司
日下部
遥
日下部
日下部
遥
遥は少し困った顔をする。
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
否定できない。遥は黙る。
蓮司
遥
蓮司
蓮司
遥
蓮司
蓮司
蓮司
蓮司
遥
日下部
静か。遥は何も言わない。 ただ。その言葉だけは。妙に胸に残った。 存在を消す努力。 それは確かに。昔からずっとやってきたことだった。
コメント
1件
第79話、めちゃくちゃ刺さったわ……。「存在を消す努力」って言葉、胸にグサッときた。遥が「いたことを覚えられたくない」って言うところ、どれだけ傷ついてきたか想像しちゃう。蓮司と日下部が否定せずに聞いてくれる距離感も良かった。この3人の空気感が好きだわ。次も読む🔥