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眠狂四郎
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六時間目。テストが返される。
担任
遥
担任
担任
遥
担任
遥
答案を受け取る。87点。席へ戻る。
男子A
男子A
遥は黙って答案を渡す。
男子B
男子C
男子A
男子B
男子C
男子A
男子B
男子C
笑い声が上がる。遥は何も言わない。答案を受け取り、静かにしまう。チャイムが鳴る。
担任
教室を出る。廊下を歩く。先生の言葉を思い出す。
「頑張ったじゃないか」
少し歩く。また、男子たちの声を思い出す。
「今回だけ」
「まぐれ」
「次は戻る」
遥は歩きながら、小さく息を吐く。
遥
頑張ったからじゃない。今回だけ。たまたま。その方が自然だった。もし、先生の言葉を信じたら。次に点が下がった時、
「あれは違った」
になる。
だったら最初から、信じない方がいい。
「頑張った」
その言葉は、自分のことを言われた気がしなかった。まるで、どこか別の誰かの話を聞いているようだった。
コメント
1件
うわ、切ない回だった……。担任の「頑張ったじゃないか」が、遥にとってはまるで他人事のように響いちゃうの、すごくリアルだなと思った。男子たちが「まぐれ」「次は戻る」って笑うのも、たぶん遥が普段からそういう扱いを受けてるんだろうな。87点を素直に喜べない、むしろ「信じない方がいい」と防御しちゃう心理が胸に刺さる。続き、どうなっていくんだろう……。