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夕方。空き教室。 カーテンの隙間から光だけ入っている。 遥は椅子に座っている。俯いたまま。 日下部は壁にもたれて腕を組んでいた。
蓮司
空気が揺れる。
蓮司
日下部
蓮司
もう一回言う。今度は低い。
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
答えない。
日下部
蓮司の顔から笑いが消える。
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
蓮司
遥
蓮司
遥の肩が少し縮む。
日下部
蓮司
でも止まらない。
蓮司
遥
遥
蓮司
即答。
遥
蓮司
静か。遥は視線を落とす。
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
蓮司が椅子に座る。雑に髪をかき上げる。
蓮司
小さく吐く。
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
日下部
遥
止まる。言うか迷っている。 でも。もう一回隠したら、多分見抜かれる。
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
空気が静かになる。 蓮司が笑わなくなる。一番まずい時の顔。
日下部
遥
小さく頷く。
蓮司
日下部
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
日下部
遥の肩が揺れる。
日下部
遥
蓮司
遥
蓮司
遥は黙る。 頭の中で、ずっと混ざっている。 自分が悪かった部分。周りが悪かった部分。 全部。 境界が分からない。
蓮司
遥
蓮司
遥
止まる。
遥
日下部
蓮司
遥
否定できない。
蓮司
遥
小さい。
遥
その瞬間。二人とも止まる。ほんの少しだけ。
日下部
遥
遥
嘘だった。覚えている。 でも、言葉にした瞬間、全部現実になる気がした。 蓮司は何も言わない。 珍しく。 軽い言葉が出ない。 空き教室の静けさだけが、少し重くなる。