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第19話、めっちゃ沁みた……😭💕 「頼られたくて、でも頼られると苦しい」って、めっちゃ分かる。自分もよくあるから、この葛藤がすごくリアルで刺さったよ。 蓮司くんの「消しゴム貸すも頼る、全部同じ重さで受け取ってないか?」って言葉がズルい…優しすぎるよ🥺 「全部満点で返そうとするから疲れる」って、耳が痛かった(笑)でも、その通りだよね。 頼ることと全部抱えることは別なんだって気づかせてくれる話だった。 ruruhaさんの描く人間関係の繊細さ、本当に好きです🌸次回も楽しみにしてるね〜!
ドアが開く。
相談者は席に座ると、少し困ったように笑った。
「矛盾してる話なんだけど」
蓮司は椅子を引いて向かいに座る。
「聞こうか」
「人に頼られるのは嬉しい。でも、頼られ続けると苦しくなる」
少し間が空く。
「断れない?」
「断れない。相談乗ってって言われたら乗るし、手伝ってって言われたら手伝う。でも終わる頃には、何かすごく疲れてる」
蓮司は少し考えた。
「頼られること自体が嫌なんじゃないな」
「嫌じゃない。むしろ、自分なんかを頼ってくれたんだって思う」
「じゃあ、何が苦しい」
相談者は言葉を探した。
「期待される感じ」
「期待?」
「次も頼られるかもしれないって思うと、急に重くなる」
蓮司は静かに頷いた。
「一回の出来事じゃ終わらないんだな」
「そう。『今回だけ』じゃなくて、『これからも』って考えちゃう」
少し沈黙が流れる。
「お前、頼るって言葉を大きくしすぎてる」
相談者は顔を上げた。
「大きく?」
「消しゴム貸して、も頼る」
「うん」
「悩み相談、も頼る」
「うん」
「荷物持って、も頼る」
「うん」
「全部同じ重さで受け取ってないか」
相談者は止まった。
「……あ」
「頼られるたびに、『この人を支えなきゃ』って考えてる」
相談者は苦笑した。
「それだ」
蓮司は続ける。
「だから一回でも疲れる」
「でも、中途半端にしたくないんだよ」
「何で」
「頼ってくれたのに適当に返したら悪い気がして」
「全部満点で返そうとしてる?」
相談者は少し笑う。
「多分」
「そりゃ苦しくなる」
静かな時間が流れる。
相談者は机に視線を落とした。
「でもさ」
「何だ」
「頼られないのも嫌なんだよ」
蓮司は少し笑った。
「人間らしいな」
「そういうもん?」
「必要とされたい気持ちはある。でも、背負いすぎるのは苦しい。その二つは普通に同居する」
相談者は黙って聞いていた。
「頼られると、『ちゃんとしなきゃ』って思う」
「その『ちゃんと』は誰が決めた」
「……自分」
「相手はそこまで求めてないかもしれない」
少し間が空く。
「そうなのかな」
「相談って、答えをもらうためじゃなく、『聞いてもらえた』だけで楽になることも多い」
相談者は小さく息を吐いた。
「勝手に責任者になってた」
「しかも任命したのは自分だ」
相談者は思わず笑った。
「それ言われると恥ずかしいな」
「悪いことじゃない。ただ、全部抱える役はしんどい」
静かな空気が戻る。
「頼られるって、全部引き受けることじゃないのか」
「違う。できるところまで付き合うことだ」
相談者はゆっくり頷いた。
「その線引きが苦手なんだな」
「だから疲れる」
相談者は立ち上がり、ドアの前で振り返る。
「頼られたい気持ちと、苦しくなる気持ちは矛盾じゃないんだ」
「どっちも本音だ」
相談者は少し笑って部屋を出ていった。
ドアが閉まる。
人に頼られたいと思うことと、全部を背負えないと思うことは、反対の気持ちではない。
誰かの力になりたいからこそ、自分の限界も知っておくことが、長く人と付き合うためには必要なのかもしれない。
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ruruha
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眠狂四郎
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