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#読み切り
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高校二年生・仮名:Mさん
昔から、空気を読むのが得意だと言われます。
今こういう感じかな、とか、この人機嫌悪そうだな、とか、何を言えば場が丸く収まるかも、なんとなく分かります。
だから普段は、なるべく場に合わせて動いています。
でもたまに、 全部めちゃくちゃにしたくなる時があります。
急に何も気を遣いたくなくなって、空気読まずに好き勝手言いたくなったり、関係を全部壊したくなる瞬間があります。
もちろん実際にはやらないです。
でも、自分の中にそういう衝動があるのが怖いです。
どうしてこうなるんでしょうか。
遥
「それ、“ずっと抑えてる側”だからだな。我慢してない人より、我慢してる人の方が急に反動来る」
蓮司
「空気読める人って、大体“読むだけ”じゃなくて“合わせる”までやってるしな」
日下部
「Mさんは周囲との摩擦を避けるため、継続的に自己調整を行っている。そのため、 抑圧された欲求が蓄積している」
遥
「たぶんさ、“本当は嫌だったけど飲み込んだ”とか、結構多いだろ」
蓮司
「“まあ空気悪くなるし……”で止めるやつな」
日下部
「小さな抑制が、長期間続いている状態だ」
遥
「で、それ続くと、たまに“もう全部知らねえ”ってなる」
蓮司
「秩序側にいすぎて、逆側に振れたくなる感じ」
日下部
「極端な解放欲求が発生している」
遥
「あと、“壊したくなる”って別に本当に破壊したいだけじゃないんだよな」
蓮司
「“もう気遣う側やめたい”が近い」
日下部
「役割負荷からの離脱願望とも考えられる」
遥
「“ちゃんとしてる自分”に疲れてるんだよ」
蓮司
「ずっと優等生モードだと、反対のことしたくなる時あるしな」
日下部
「過度な自己統制は、反発的衝動を生みやすい」
遥
「だから、その衝動ある=ヤバい人、ではないからな」
蓮司
「むしろ“ちゃんと抑えてる人”に出やすいやつ」
日下部
「問題は衝動の存在ではなく、処理方法だ」
遥
「全部壊す前に、“小さく空気読まない”をやれ」
蓮司
「毎回100点の対応しないとか」
日下部
「部分的に自己調整を緩める必要がある」
遥
「ちょっと黙るとか、無理に盛り上げないとかでもいい」
蓮司
「“いい人役”を常時起動しすぎなんだよな」
日下部
「常時緊張状態では、反動が強くなる」
遥
「だから壊したくなる前に、少し崩せ」
🗝 三人からのことば
遥
「壊したいんじゃなく、“気遣う側”をやめたいのかもしれない」
蓮司
「空気読める人ほど、反動は溜まる」
日下部
「常時自己調整を続けすぎるな」
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