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高校一年生・仮名:Jさん
クラスに仲良いグループがあります。
一緒に話すし、遊ぶし、周りから見たら普通に仲良いと思います。
でも、たまにその輪の中にいる時、急に「自分だけ浮いてる気がする」瞬間があります。
みんな楽しそうなのに、自分だけ“ちゃんとそこにいない感じ”がして、急に静かになってしまいます。
別に嫌われてるわけじゃないと思うんです。
でも、仲良いグループほど逆に居場所がなく感じる時があります。
どうしてなんでしょうか。
遥
「それ、“近いからこそ比較が始まる”んだよな。遠い人には感じないやつ」
蓮司
「仲良いグループって、安心もあるけど“自分の位置”見えやすいしな」
日下部
「Jさんは“集団内での自分の価値”を無意識に測定している。そのため、些細な空気の差でも孤立感を覚える」
遥
「たぶんさ、誰か二人が盛り上がってたりすると、急に“自分いらなくない?”ってならない?」
蓮司
「“今この会話、自分いなくても成立してるな”みたいなやつ」
日下部
「集団内で役割を確認できない時、存在不安が発生しやすい」
遥
「でもそれ、実際に“いらない”ってより“自分の存在を感じ取れなくなってる”だけなんだよな」
蓮司
「グループって、毎秒全員均等に噛み合ってるわけじゃないし」
日下部
「会話の中心は流動的だ。一時的に外側へ移動することは自然である」
遥
「なのにそこで“自分だけズレてる”って確定させるから苦しくなる」
蓮司
「しかも仲良いほど、失いたくないから敏感になるしな」
日下部
「親密性が高い集団ほど、拒絶への警戒も強くなる」
遥
「あと、“仲良しグループ”って言葉、結構しんどいんだよな」
蓮司
「“ずっと楽しくなきゃ”感あるし」
日下部
「理想化された集団像が、現実とのズレを強調する」
遥
「でも実際は、仲良いグループでも普通に温度差ある」
蓮司
「全員同じ熱量とか無理だしな」
日下部
「関係性には波が存在する」
遥
「あとさ、“静かになった自分”を責めすぎなくていい」
蓮司
「無理に入ろうとして空回る時もあるし」
日下部
「一時的に引いた状態でも、関係が消えるわけではない」
遥
「“今ちょっと外側にいる感覚”と“本当に居場所がない”は別」
蓮司
「そこ混ぜると、一気に孤独になる」
日下部
「感覚を事実化しすぎないことだ」
遥
「仲良いグループの中でも、ずっと100%馴染んでる人なんて案外少ないぞ」
🗝 三人からのことば
遥
「“浮いた気がする”と、“居場所がない”は別」
蓮司
「仲良いほど、失うの怖くて敏感になる」
日下部
「集団の温度差は自然なものだ」