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ノベル完結

二次創作・夢小説

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あの子なら大丈夫

1話から読む
ひなたは、いつも笑っている優しい女の子だった。 誰かが困っていれば助け、落ち込んでいる人がいれば寄り添う。 周りからは「ひなたなら大丈夫」と言われる、そんな子だった。 いとこのなつきも、ひなたのことを誰より知っていると思っていた。 好きなものも、嫌いなものも、笑うところも。 ずっと一緒にいたから、ひなたのことなら何でも分かると思っていた。 ある日、ひなたは何気なく言う。 「もし私が死んだら、泣いてくれる?」 なつきは笑って返した。 「なに縁起でもないこと言ってんだよ」 その言葉の本当の意味に気づくのは、もう少し後だった。 ひなたがいなくなった時、なつきは初めて知る。 自分が見ていたのは、本当のひなたではなかったことを。 明るいひなた。 優しいひなた。 大丈夫なひなた。 でも、本当のひなたは――。 これは、「大丈夫」という言葉の奥に隠れていた、一人の少女の物語。
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