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#闇
ruruha
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昼休み。購買。列ができている。遥も最後尾へ並ぶ。少しずつ進む。あと三人。あと二人。あと一人。
購買のおばちゃん
遥が一歩前へ出る。
男子A
男子A
遥は足を止める。
遥
男子Aが前へ入る。パンを選ぶ。
購買のおばちゃん
遥がまた前へ出る。
男子B
遥
黙って下がる。
男子B
また順番が後ろになる。
購買のおばちゃん
男子C
遥は何も言わず、また下がる。ようやく遥の番になる。
購買のおばちゃん
購買のおばちゃん
遥
教室へ戻る。
男子A
男子A
男子B
男子C
遥
男子A
男子B
遥は小さく頷く。
男子C
男子A
男子A
遥
男子B
遥
男子A
遥は答えない。
男子C
男子B
男子B
男子A
男子B
男子C
男子A
男子B
男子C
笑い声。遥は袋を開ける。
男子A
男子B
男子A
男子C
また笑い声が上がる。遥は何も言わない。あんパンを一口食べる。甘かった。何を食べたいかより、誰を先にするか。それを考える方が、ずっと慣れていた。
コメント
1件
うわ…これ、めっちゃ胸にくるなあ…。 購買で何度も譲って、結局いつも残り物のあんパン。『嫌』って言えない遥の気持ち、すごくわかる気がする。周りの男子たちが「便利」「一人いると楽」って笑いながら言ってるシーン、読んでて胃がキューってなった。本人の前で平気でそんなこと言うんだ…。 最後の「何を食べたいかより、誰を先にするか。それを考える方が、ずっと慣れていた」って一文、じわじわ刺さる。遥の日常が凝縮された感じがして、切なかった。 ruruhaさん、こういう「言えないもどかしさ」の描き方、本当に繊細で好きです。続きがすごく気になる…!