テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
眠狂四郎
697
ruruha
728
S.H
778
野生の腐女子
6
放課後。空き教室。窓の外では野球部の声が聞こえる。 蓮司は机に座ってスマホをいじっている。日下部は本を開いている。遥は床を見たまま座っていた。しばらく静かな時間が流れる。
蓮司
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
遥
蓮司
また少し静かになる。
遥
遥
蓮司
遥
遥
蓮司は遥を見る。
蓮司
遥
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
遥
遥
蓮司
遥は頷く。自分の考えが間違っていないことを確認したように。
遥
遥
遥
遥
遥
遥
遥
遥
日下部
遥
日下部
遥
日下部
遥
遥
蓮司
遥
遥
蓮司は苦笑する。
蓮司
遥は少し首を傾げる。
遥
蓮司
遥
遥
遥
教室が静かになる。
遥
遥
遥
遥
遥
遥
遥
遥
遥
蓮司は視線を落とす。
遥
遥
遥
遥
日下部
遥は少し考える。そして静かに首を横に振る。
遥
蓮司
遥
遥
遥
蓮司は息を止めた。日下部も何も言わない。遥は本気だった。 「自分が傷付くから」ではなく、「自分が近付くこと自体が相手への迷惑」だと信じている。
蓮司
遥
蓮司
蓮司
蓮司
遥は言葉を失う。数秒黙ったあと。小さく口を開いた。
遥
遥
その答えが。遥の中でどれだけ長い時間をかけて当たり前になってしまったのか。二人には痛いほど伝わっていた。
コメント
1件
うわ、この回……胸にくるなあ。「嫌われてる」じゃなくて「迷惑かけちゃいけない」って思っちゃってるところ、蓮司が言葉にしてくれたのがすごく良かった。「同じ」って遥が言った瞬間、ずっと抱えてきた孤独の重さが伝わってきたよ。静かな会話だけでここまで心情を描けるのは本当にすごい。続きが気になる……。