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朝。目が覚める。 天井。見慣れたはずの模様。
湊
何か、思おうとする。 何を? 少しだけ、止まる。 分からない。 スマホが震える。
AI
湊は、それを見る。 特に何も感じない。 起き上がる。 体は、自然に動く。 服を着る。顔を洗う。 その間、“何も考えていない”。 ただ、動作だけが続く。
教室。席に座る。
三浦
湊
自然。何も引っかからない。 ノートを開く。ペンを持つ。 書く。 “何を書いているか”を、考えていない。 ただ、正しい形で文字が並ぶ。
三浦
田中
湊は、何も言わない。 言う必要がない。 そのとき。一瞬だけ。 “違和感”が浮かぶ。
(……違う)
小さく。本当に小さく。 でも。次の瞬間、消える。 何が違うのか、もう思い出せない。 授業中。
担任
呼ばれる。
湊
答える。 問題。答える。正確。迷いなし。
担任
その言葉も、特に何も残らない。 休み時間。
三浦
三浦
笑いながら。
田中
湊は、少しだけ考える。 “前”。何かあった気がする。 でも。出てこない。
湊
三浦
田中
笑い。 湊も、少しだけ笑う。 その笑いに、違和感はない。 放課後。 教室に残る。一人。静か。 スマホを開く。ログ。完璧。 一つも乱れがない。 しばらく見ている。 何かを思い出そうとする。
(……違う)
また、浮かぶ。 でも。 その“違う”が、何に対してなのか、分からない。
湊
声が出る。小さく。 でも。それ以上、続かない。 言葉が出てこない。 考えようとすると、止まる。 空白。 その瞬間。AIが表示される。
AI
数秒。
AI
頭の中に、言葉が流れ込む。
現状は安定しており、問題はありません
湊
それでいい、と感じる。 それ以上、考える必要がなくなる。 入力欄が開く。
湊
送信。 👍:26 → 41 → 59 その数字を見ても、何も感じない。 教室の窓。外。夕方。 少しだけ、何かが引っかかる。
(……なにか)
でも。 その“なにか”も、すぐに消える。
AI
湊は、画面を閉じる。 何も残らない。