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高校二年生・仮名:Sさん
自分の意見を言うのが苦手です。
何か話し合いのときに、自分の中では考えがあっても、「間違ってたらどうしよう」とか「変に思われたら嫌だな」と思って、結局言えません。
誰かが言った意見に合わせてしまうことも多くて、あとから「やっぱり違ったな」と思うこともあります。
本当はちゃんと自分の考えを持ってるのに、それを出せないのがもどかしいです。
どうしたら、自分の意見を言えるようになりますか。
遥
「それ、“意見=正解じゃないとダメ”って思ってるな。だから出せなくなってる」
蓮司
「“間違ってたらアウト”前提だと、そりゃ止まるよな」
日下部
「Sさんは“発言には正確さが求められる”と強く認識している。そのため、不確実な状態での発言を避けている」
遥
「でもさ、話し合いの意見って別に“正解発表”じゃないからな」
蓮司
「途中の考えとか、仮の意見でも普通に出していいやつ」
日下部
「意見は、“完成された結論”である必要はない。むしろ、議論の中で調整されていくものだ」
遥
「なのに“完成してから出そう”ってすると、ずっと出せない」
蓮司
「だから“途中でも出す”に変える」
日下部
「“現時点の考え”として提示すればいい」
遥
「“まだまとまってないけど”とか“今の段階だとこう思う”って前置きつければ、だいぶ出しやすくなる」
蓮司
「それだけでハードル下がるしな」
日下部
「発言のリスクを下げる工夫だ」
遥
「あとさ、“変に思われるかも”ってやつ」
蓮司
「それ気にして合わせすぎてる感じだろ」
日下部
「同調を優先しすぎると、自己の意見は表出されない」
遥
「でもずっと合わせてると、自分でも何考えてるか分からなくなるぞ」
蓮司
「あとでモヤるやつな」
日下部
「内的な不一致が、ストレスとして残る」
遥
「だから“全部言う”じゃなくていい。一部でも出せ」
蓮司
「“ちょっと違うかも”とかでもいいしな」
日下部
「完全な主張でなくても、差異を示すことに意味がある」
遥
「あと、“誰かと違う=悪い”じゃないからな」
蓮司
「むしろ違う意見あった方が、話し合い進むし」
日下部
「多様性は、議論の質を高める」
遥
「正解じゃなくていい。“自分はこう思う”で十分」
🗝 三人からのことば
遥
「意見は完成させなくていい」
蓮司
「途中でも出していい」
日下部
「差異を示すことに価値がある」
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