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高校二年生・仮名:Rさん
人と比べて落ち込むことが多いです。
周りの人を見て、「自分よりできてるな」とか「なんで自分はこんなにダメなんだろう」と思ってしまいます。
本当は気にしないようにしたいのに、気づいたら比べてしまって、勝手にしんどくなります。
自分なりに頑張ってるつもりでも、周りと比べると意味ない気がして、やる気もなくなってしまいます。
どうしたら、こんなふうに落ち込まなくなりますか。
遥
「それ、“比較の使い方ミスってる状態”だな。比べること自体は普通なんだけど、使い方がしんどい方向に寄ってる」
蓮司
「てかさ、人と比べるのって止められないからな。“比べないようにしよう”はだいたい無理」
日下部
「Rさんは“比較=自己否定の材料”として使っている。そのため、見るたびにダメージを受けている」
遥
「でも本来は、“差を知るためのもの”なんだよな」
蓮司
「“あ、自分ここ弱いんだな”とか“ここ違うんだな”って見るやつ」
日下部
「比較は、評価ではなく情報として扱うべきだ」
遥
「なのに“負けてる=自分ダメ”って直結させてるからキツくなる」
蓮司
「しかも見る相手、だいたい“上のやつ”だけじゃない?」
日下部
「人は無意識に、優れている対象を選びやすい」
遥
「そりゃ勝てるわけない相手と比べてたら、落ち込むわな」
蓮司
「しかもその人の“いいとこだけ”見てるしな」
日下部
「比較対象は、しばしば部分的・理想化された像である」
遥
「だからまず、“その比較、フェアじゃない”って気づけ」
蓮司
「全部の条件揃えて比べてるわけじゃないしな」
日下部
「前提の違いを無視した比較は、正確な評価にならない」
遥
「あとさ、“意味ない気がする”ってやつ」
蓮司
「それ、他人基準で見てるからそうなる」
日下部
「評価軸が外部にあると、自己努力の価値が感じにくくなる」
遥
「自分の中の基準ないと、ずっと誰かに負け続ける感覚になるぞ」
蓮司
「だから“昨日の自分と比べる”とか“前よりできたか”で見た方がマシ」
日下部
「内部基準は、安定した評価を可能にする」
遥
「他人と比べるのやめろ、じゃなくて “比べ方変えろ”な」
蓮司
「使い方変えれば、そこまでダメージ出なくなるし」
日下部
「……比較は避けるものではなく、扱いを調整するものだ」
遥
「落ち込む方向だけに使うな。ちゃんと使え」
🗝 三人からのことば
遥
「比較は悪じゃない。使い方の問題」
蓮司
「その比較、だいたいフェアじゃない」
日下部
「外じゃなく、自分基準も持て」
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