テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#読み切り
📩 相談
高校二年生・仮名:Aさん
人間関係を終わらせたいのに、“最後の一言”が言えません。
もう誘いも断りたいし、正直、前みたいに仲良くしたい気持ちもないです。
でも相手から普通に連絡が来ると、急に申し訳なくなって、結局また返信してしまいます。
嫌いになったわけじゃないんです。
ただ、一緒にいると苦しくて。
でも自分から離れると、相手を傷つける側になる感じがして怖いです。
だからずっと、終わりかけの関係を引き延ばしてしまいます。
遥
「それ、“悪者になりたくない”が強いんだな。だから終われない」
蓮司
「もうしんどいのに、“でも向こうは普通だし……”で戻っちゃうやつ」
日下部
「Aさんは“関係を終わらせる側=加害側”と認識している。そのため、離脱の判断が極端に難しくなっている」
遥
「でもさ、“苦しいのに続ける”も自分に対してはかなりキツいからな」
蓮司
「しかもそれ、相手のためっていうより罪悪感避けたい感じもあるし」
日下部
「罪悪感の回避によって、関係が延命されている状態だ」
遥
「あと、“嫌いじゃない”って言ってたけど」
蓮司
「人間関係って、嫌いじゃないと離れちゃダメなわけじゃないしな」
日下部
「関係終了の理由は、敵意だけではない」
遥
「“合わなくなった”とか“しんどい”だけでも十分理由になる」
蓮司
「無理して維持する方が、後から歪むこともあるし」
日下部
「限界を超えた継続は、関係性を摩耗させる」
遥
「あとさ、“最後の一言”って考えすぎてない?」
蓮司
「完璧に終わろうとしてる感じ」
日下部
「人間関係の終了は、必ずしも明確な宣言を必要としない」
遥
「自然に距離置くでもいいし、返す頻度減らすでもいい」
蓮司
「全部ハッキリ終わらせなくても、関係って変わるからな」
日下部
「“段階的に薄くする”ことも、有効な調整だ」
遥
「あと、“傷つける側になる”ってやつ」
蓮司
「でもさ、誰かと距離変えたら多少は痛み出るもんだろ」
日下部
「関係変化において、感情的負荷は避けられない」
遥
「だから“誰も傷つかない終わり方”探すと、ずっと終われないぞ」
蓮司
「多少モヤるのは前提」
日下部
「重要なのは、被害をゼロにすることではなく、無理を続けすぎないことだ」
遥
「優しいから悩むんだろうけど、自分だけ我慢し続けるな」
🗝 三人からのことば
遥
「“嫌いじゃないけど苦しい”でも離れていい」
蓮司
「完璧な終わり方なんて、あんまない」
日下部
「罪悪感だけで関係を維持し続けるな」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!