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高校三年生・仮名:Kさん
最近、何かに期待しないようにしています。
どうせ期待しても、返信来なかったり、忘れられたり、優先されなかった時に傷つくからです。
だから普段から、「別に期待してないし」って感じでいるんですけど、実際に雑に扱われたり、後回しにされたりすると、普通に落ち込みます。
でもそこで傷ついた顔をするのも嫌で、平気なふりをしてしまいます。
期待してないはずなのに、なんでこんなに傷つくんでしょうか。
遥
「それ、“期待してない”じゃなくて“期待してるの隠してる”に近いな」
蓮司
「本当に何も期待してなかったら、そこまで刺さらないしな」
日下部
「Kさんは“期待による失望”を避けるため、先に感情を抑制している。しかし期待自体は、消失していない」
遥
「たぶんさ、“期待してるってバレるのが怖い”んだろ」
蓮司
「期待してる側って、なんか弱い感じするしな」
日下部
「期待は、相手への依存や希望を含む。そのため、防衛的に否定したくなる場合がある」
遥
「でも人間関係って、多少期待するの普通なんだよな」
蓮司
「返信ほしいとか、大事にされたいとか、そりゃあるし」
日下部
「他者への期待そのものは、自然な対人欲求である」
遥
「なのに“期待してませんモード”で固めると、傷ついた時に処理できなくなる」
蓮司
「“平気なはずなのに痛い”状態になるしな」
日下部
「感情の否認によって、整理が困難になっている」
遥
「あとさ、“平気なふり”って結構しんどいだろ」
蓮司
「本当は気にしてるのに、ノーダメ顔し続けるやつ」
日下部
「感情表現の抑制は、内的負荷を増加させる」
遥
「だから必要なの、“期待しない”じゃなくて“期待して傷つく時もある”って認めることかもな」
蓮司
「ゼロにしようとするから無理出るし」
日下部
「感情を完全に制御することはできない」
遥
「あと、“後回しにされて落ち込む”ってさ」
蓮司
「それ、ちゃんと大事にされたかったってことだろ」
日下部
「傷つきは、欲求の存在を示している」
遥
「だから“こんなんで傷つく自分ダサい”じゃなくて、“自分は大事にされたかったんだな”でいい」
蓮司
「その方がまだ、自分に正直だしな」
日下部
「感情を否定せず認識することが、安定につながる」
遥
「“期待してないふり”だけで全部守ろうとしなくていい」
🗝 三人からのことば
遥
「期待してないんじゃなく、隠してるだけかもしれない」
蓮司
「傷つくのは、ちゃんと大事に思ってた証拠」
日下部
「期待を完全に消すことはできない」
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