これは、イレブンとセーニャの「小さな約束」が紡がれていく物語。まだ小学生の二人は、学校の放課後に公園で一緒に遊んだり、お城を作ったりと、毎日を楽しく過ごしている。ふたりの間には、時折照れくさい瞬間や、ちょっぴり大人びた気持ちが芽生え始め、少しずつその距離が縮まっていく。
セーニャは、いつも丁寧に接する優しい女の子。そんな彼女がイレブンに見せる小さな笑顔や仕草は、まるで宝物のよう。イレブンはそんなセーニャに何気ない日常を共に過ごし、少しずつ彼女の大切さを感じるようになる。
二人はお互いに少しずつ心を通わせ、成長しながら過ごしていく――
小学生の世界で、ほほえましく、心温まる日常が繰り広げられる、可愛くて甘い物語。