ラノケンで批評の為に語部書也(かたりべかきや)が熟読すると、誤植愛(ごしょくあい)の書いたラノベ小説は誤字脱字だらけだった。その愛の誤字脱字は神業的に下ネタやダジャレになってしまっていた。その愛が通うラノケンは個性豊かな人物だらけだった。巨大ロボットやヒーローが大好きな友美(ともみ)、現役ゴーストライターでありながらキャラ設定がおかしい幽美(ゆうみ)、どこか倫理観が外れている科学部でもある理香(りか)、ギリギリな性的文章表現をしてしまう社長令嬢のエロス。そんなラノケンメンバーがプロットを書けばとんでもない事になった。友美はプロットの批評で四十八人のキャラクターを作って設定破綻していたり、エロスは性的描写がギリギリなプロットを書いたり、幽美はプロットで罵詈雑言の心理描写を書いていたり、理香は全てのキャラが悪人に見えるプロットだったり、書也自身のプロットもご都合主義な展開になっていたりした。お互いのプロットを批評するラノケンメンバー達であったが、愛はプロットでも相変わらず誤字脱字が酷く、何度も言い間違え、苛立ちを覚えた友美は「物書きにむいてない」と発言し、愛は涙を流す。逃げるように去る友美。そして教子先生によって、愛の誤字脱字の原因は「失読症」という障害を持っているという事実が告げられる。学校新聞に載せる小説の締切が迫り、新聞部の双子である口姫と聞姫が借金の取り立てのようにラノケンに小説データーを乱暴に求める。そんななか、マンケンの点睛が新聞部に四コマ漫画を提出する為にラノケンに訪れる。点睛(てんせい)は漫画の道から小説に転向した書也の事をよく思っておらず、ラノケンメンバーの前でラノベをけなし始める。